今回は管理栄養士の国家試験の勉強方法についてまとめています。
こんな方に向けて書いています。
- 管理栄養士の国家試験の勉強法が分からない・点数が伸びない
- どこから勉強していいか分からない
- 毎年受けるが不合格
- 社会人で勉強方法を忘れてしまった
- 効率が良い勉強法を知りたい
- 今年こそ管理栄養士の試験に合格したい!
今では、試験勉強のアドバイスをする記事を書いていますが、私自身大学生のときは真面目なタイプでなく、勉強ができるタイプでもありませんでした。
管理栄養士の試験にも一度落ちていて悔しい思いもしています。
今思えば勉強方法が悪かったために、合格することができなかったと断言できますね!
しかし、効率的な勉強方法に変えたところ、勉強が楽しくなり点数も飛躍的に伸びて行きました!
効率的な勉強方法を行うことは合格する為には必須だと感じています。
そこで、私が実践していた管理栄養士の勉強方法についてご紹介していきますので、参考なると嬉しいです♪
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Contents
管理栄養士国家試験 どうやって勉強すればいいのか分からない
私は以前管理栄養士の勉強をしていて、
- なんだか勉強のコツが掴めない
- 合格できる気がしない
と、かなり自信がなく試験勉強することが苦痛でした。
私が当初行っていた勉強法は
- 過去問を解く
- クエスチョンバンクで勉強する
- 教科書をだらだら読む
などを行っていましたが、点数が伸びず
と不安を感じる日々でした。
大学に通っていたときは、大学の先生から
「過去問を解くことが大事ですよ。過去問をひたすら解きましょう。」
なんて言われていましたが、そもそも全然分からないのにあんな問題数が多い過去問を解く集中力さえありませんでした・・・。
今思えば、かなり効率が悪い勉強方法のせいで身につかず合格できなかったと思っています。
合格できないのには、合格できない理由があるんですよね!
おそらく管理栄養士の国家試験に合格できない方は勉強方法が良くない可能性があります。
効率的な勉強方法を行うことができると、勉強が苦ではなくなり、合格する可能性が高くなりますよ。
うまくいっていない方は勉強方法を見直してみることをお勧めします。
暗記で解ける問題と暗記で解けない問題は分けて勉強法を変える
では、ここからは私が行っていた管理栄養士の国家試験の勉強方法についてご紹介していきますね。
管理栄養士の国家試験の問題集を解いていると、科目によって難易度ってかなり違いがありませんか?
そうなんです。
科目ごとによって難易度が違うため、勉強方法を変えていくことが重要になります。
まず暗記だけでは中々解けない科目はこちらになります。
暗記だけでは解けない科目
- 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
- 基礎栄養学
- 応用栄養学
- 臨床栄養学
この科目に関しては暗記だけではかなり厳しいものがありますよね。
大学3年生のときに授業で過去問を初めて解いたときは、あまりの難しさに衝撃を受けました。。
病気・治療方法、代謝の流れ等をしっかりと理解していないと解けないものばかりですよね。
私がやっていた方法は、問題を解いて分からない用語が出てきたら、そこをノートにまとめていき、同じような問題を解いてを繰り返す方法でした。
勉強方法は人それぞれ違うかもしれませんが、教科書だけで勉強するといった方法は効率がいいとは言えません。
問題を解いて、分けらなければ教科書を読むという流れのほうがいいと考えます。
上記の科目に関しては勉強時間もかかる為、十分準備して臨みましょう。
後ほど、具体的な勉強方法をお伝えしますね。
暗記で解ける科目
この科目については暗記で解けるものがほとんどなので、何度も問題集を解いて間違えたら覚えるという勉強方法でOKだと思います。
- 社会・環境と健康
- 食べ物と健康
- 栄養教育論
- 公衆栄養学
- 給食経営管理論
そして、これら科目は割と難易度も低く、点数が稼ぎやすい分野になるので、満点に近いくらいとれるようにしておくと、気持ち的にも安心できると思います。
一つ一つをクリアにしていくと点数が伸びてくる
では、ここからは具体的な勉強方法についてご紹介していきますね。
暗記だけでは解けないこちらの科目を勉強するときに役立ちます。
- 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
- 基礎栄養学
- 応用栄養学
- 臨床栄養学
まず、いきなり過去問を解いていくと難しくて途中で飽きてしまったり、諦めてしまうことはないでしょうか?
私の場合、そうだったのですが、過去問が分からなすぎて最後まで解くことができませんでした。
もし私と同じようなタイプの場合、まずはクエスチョンバンクで問題・解説を見ながら問題に慣れていくことをお勧めします。
クエスチョンバンク、図やイラストが多く分かりやすいですよね♪
例えば、クエスチョンバンクで「臨床栄養学」の科目で「循環器疾患」について学んだとします。
そうすると、狭心症と心筋梗塞の違いなどを学ぶことができますが、この循環器の問題って「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」でもよく出題されるところですよね。
「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」のほうが、循環器に対する深い知識が必要になる為、ここで「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」の科目に行き、循環器についてさらに詳しく学んでいきます。
(クエスチョンバンクで足りないところをノートにまとめていくと理解が深まります)
そうすると、循環器について深く学ぶことができますし、「臨床栄養学」と「人体の構造」が二つ学ぶことができるんです。
例えば、臨床栄養学で「肝臓」について学んだら、人体の構造でも「肝臓」について学んでいくといった感じです。
その後、知識がついたところで過去問を解いていくという流れで勉強していきます。
もし、クエスチョンバンクだけで足りない場合は、教科書を読みこんでいくという流れにしていくと循環器の分野が得意になってきます。
試験勉強していくと分かると思いますが、管理栄養士の試験は科目が違っても繋がっている箇所が多いので、この方法は身に付きやすいを思っています。
最初は大変な作業かと思いますが、この作業が習慣化すると自然と力がついていき、点数が上がっていきますよ!
お勧めの勉強の順番
- クエスチョンバンクで学ぶ
⇩
- クエスチョンバンクで同じような問題を見つけて学ぶ
⇩
- 過去問を解く
⇩
- (必要であれば)教科書を読む
同じような問題がなければクエスチョンバンクで学んだ後は問題集を解くの流れで良いです。
一つ一つをクリアにしていくと自ずと理解度が増し、過去問と違う切り口から出題されても解けるようになっていきます。
最初は大変な作業かもしれませんが、勉強方法がまだ掴めないという方はこの方法を試してみて損はないと思います。
後はクエスチョンバンクや問題集は最新版のものを使用し勉強しましょう!
なぜならガイドラインの変更があるためです。
また、昨年の試験と同じような問題が出る可能性もある為、最新の問題にもしっかり対応し合格を目指しましょう!
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管理栄養士国家試験用のノートをつくる
皆さんはもうやっているかもしれませんが、自分が見やすいと思うノートを作ることも重要です。
私はルーズリーフが入るファイルを使っていました。
これだとクエスチョンバンクでよく出題される問題・間違えたところなどを入れたり、もっと詳しくまとめたメモを入れることができるのでとても使いやすいですよ。
私は中々覚えられない疾病や代謝のところをまとめていて、いつも持ち歩き隙間時間に見たりしていました。
さらに、ルーズリーフから外して、トイレや寝室に貼っておき、ちょっとの時間でも見て覚えるようにしていましたよ。
見る機会を増やしていくと自然と頭に入ってきます。
覚えたら、またファイルにしまえばいいですからね。
使いやすいノートを作ることも重要なポイントだと考えます。
自分好みのノートやファイルを用意したり、ちょっとこだわりを入れるとやる気もアップするので、そんな工夫もお勧めです♪
分からないところは絵で書いて頭に詰め込める
書くより音読で覚えたほうが時間短縮になりますので音読で覚えられる方はその方法でいいかと思います。
私は音読だけでは覚えられなかったのでイラストで描いて勉強していました。
特に臓器や代謝の部分。
描くことによって頭に入ってきて、体の働きの流れなどのイメージがつくようになりましたよ!
分かりにくい代謝の流れ等はこんな感じで書いて覚えてました。
管理栄養士国家試験の勉強方法が分からない!社会人でも合格した効率的な方法まとめ
今回は管理栄養士国家試験の勉強方法についてご紹介しました。
合格できない、点数が伸びない場合は勉強方法が悪い場合もある為、勉強方法の見直しが必要かもしれません。
非効率な方法を続けていて合格できないのは最も避けたいですよね。
しかし、この方法は私が行っていた方法ですので、勉強を進めていく中でやりやすい方法があればその方法を行っていけばOKです!
ご自分に合っている方法を行うことができれば合格へ近づいていきますよ♪
試験勉強は本当に大変かと思いますが、合格に向けてぜひ頑張ってくださいね!