16時間断食ダイエットの体験談。お腹痩せに成功！失敗する人の特徴は？

	

	
女性の口コミ
	
16時間断食って本当に痩せるの？
	

	

	
男性の口コミ
	
やってみたけど痩せなかった・・・。
	

 

16時間断食ダイエット（ファスティング）といえば、数年前から話題のダイエット法ですが、気になっている方も多いと思います。

 

私は管理栄養士として働いていて主に栄養指導をする仕事をしていますが、16時間断食のダイエット効果が気になったので、体験してみました♪

 

16時間断食ダイエットを1ヵ月試した感想についてまとめています。

このダイエットを行ってみて、結論痩せました。

 

メリットとしては私の場合お腹まわり、ウエストに効果ありでした。

（画像あります！）

 

その他、肌の状態が良くなったり、アレルギー症状が減ったという点でも良かったと言えます。

 

ただ、正しく実行しないと太る、ダイエットに失敗する可能性も高いのでその点については注意が必要になります。

 

16時間断食の感想や注意点も記載しておりますので、共有していきますね。

16時間断食はなぜ痩せる？うれしい効果もたくさん！

16時間断食ダイエットを行ったきっかけは？

16時間断食についてお伝えする前に、なぜこのダイエット法を試そうと思ったのかについて簡単にお答えしますね。

 

栄養士の立場からすると、１日3食食べたほうが生活リズムや食事リズムが整い、健康的でダイエットに繋がるので通常は1日3回食べることを勧めています。

 

しかし、現在の日本人の食生活は糖質や脂質が多く、カロリーオーバーになっている場合もあり、体調が悪くなっている方も結構いるんですよね。

 

食べ過ぎは肥満の元ですが、病気のリスクや老化にも関わってきます。

私は今30代後半のアラフォーなのですが、体調を崩すことが増えてきたのでこの16時間断食をやってみようかなと思ったのがきかっけでした。

 

と感じるようになったからでした。

 

主な症状はこちらです。

などの不調を感じていました。

一体なんでだろうと思い、胃カメラ等で検査もしましたが、「特に異常はなし」。

 

原因が分からなく気になっているうちに、16時間断食のことを知ったので、試しにやってみようかないうのがきっかけでした。

 

断食をすると、体が休まり内臓機能がアップし老化防止やデトックス効果があるという情報は前々から知っていたので、ダイエットにもなるし良いかなと思い行ってみました。

ダイエット効果は？

やってみた結果は特にお腹まわりに効果がありました！

元々16時間断食を行う少し前に、運動なしの食事のみのダイエットを行っていて1か月で3キロ減量しました。

 

その後、お腹を引き締めたいと思っていたときに、この16時間断食を行ったところお腹痩せしました。

写真がこちらです。

1ヶ月でウエストが2㎝細くなりちょっとくびれができました！

ウエスト67㎝ ➡ 65㎝になりました。

 

それまで体重はその日によって、47.0～47.5㎏くらいだった体重が47㎏ジャストになり、減量効果も感じられました。

 

まだ引き締まったウエストというところまではいっていませんが、短期間でウエストが細くなり嬉しかったです。

 

今まで様々なダイエットをしてきましたが、お腹痩せするにはハードな筋力トレーニングが必要だと経験から感じていたのですが、断食だけでお腹に効果があったことには驚きでした。

 

ウエストが細くなると、ハイウエストコーデなどが躊躇なく着れるようになるので、ファッションの幅は広がりオシャレが一層楽しめると感じます。

肌荒れやアレルギーにも効果あり！

また、お腹痩せ以外に肌がキレイになったり、元々持っているアレルギーの症状が改善されました。

 

16時間断食を行ってから肌に透明感やハリが出てきて、肌質が良くなったことも嬉しかったです。

後は私の場合、小さい頃からアトピー持ちで、体が痒くなったり、朝にくしゃみや鼻炎症状があったのが劇的に良くなっていると感じました。

 

アラフォーになると肌の状態ってかなり気になるんですが、肌のコンディションが良くなったことはかなり嬉しいポイントでした。

 

（※胃腸の調子に関しては1ヶ月という短期間だった為、効果があったのか判断がつきませんが、この期間に胃腸の調子が悪くなるということはありませんでした。）

16時間断食は内臓が休まることで、体の機能がアップする

では、なぜこんなにも多くの効果があるのでしょうか？

私たちが食事をすると内臓の各臓器が消化や吸収のため働いてくれますが、食べる回数が多いと内臓はフル活動で働かなければならないです。

 

食べ物によっても消化吸収にかかる時間は違いますが、胃で平均2～5時間ですが、小腸や大腸では10時間以上かけて働いてくれるので食事回数が多いと内臓は疲れてしまうのです。

内臓が疲労していると

など、様々な悪影響が出てきてしまう場合があります。

 

今考えると、普段食事バランスには気を付けていましたが、間食が多かったり肉類の料理が多かったので内臓が弱っていたのかなぁと思います。

 

食事回数が多いと内臓が疲労してしまい、体は様々なダメージを受けてしまうので、回復させるためには

「空腹の時間をつくる」

ということがポイントになります。

 

16時間空腹時間をつくると、オートファジーという機能が働き始めます。

 

オートファジーとは古くなったタンパク質や細胞が新しく作り替えられる仕組みを言います。

 

空腹の時間をつくらない限りオートファジーによって細胞を生れ変わらせることはできない為、16時間断食を行うことでオートファジーという機能にスイッチが入り、体の中の不調が改善していくということが起こります。

 

16時間の空腹時間を作ると

といった、たくさんの効果が期待できます。

 

では実際にどのように行っていたかご紹介していきます。

16時間ダイエットやり方

16時間断食のやり方は至ってシンプルで、16時間空腹の時間をつくるだけです。

睡眠時間と合わせてもOKなので思っていたより過酷なダイエットではありませんでした。

 

お腹が減ったときは、水、お茶、コーヒー、ナッツなど摂ってもOKだったので、そこも空腹を満たすことができました。

 

わたしが実際行った16時間断食方法はこちらです。

夜20時～昼の12時まで食事をせず、これで16時間達成！

12時からは普通に食事してました。

 

簡単に言うと朝食抜きダイエットのようですね。

 

こんな感じで夕食は20時までには摂り、そこから断食。

朝食は食べず、昼の12時に食事するまで16時間断食を行いました。

やってみた感想は？

朝食をあまり食べない方はわりと簡単にできると思いますが、私のように朝食をしっかり摂る派の方は少し大変かもしれません。

 

最初の1週間が辛くて、食事まで時間がたつのが長く感じました。

食べない時間が長く、反動で一気に食べてしまうこともあり食事量がいつもよりも多く食べてしまいました。

 

ダイエットのため、控えていたお菓子もいつもより食べてしまってましたね。。

 

元々ダイエットをしていたので、カロリーが低いお菓子に変えていたのに、16時間断食ダイエット中は普通にカロリーの高いお菓子を食べていました。

 

ただ、16時間断食を始めて1週間を過ぎた頃から食べないことにも慣れてきて、過剰にたくさん食べるといったことはなくなったので、最初だけ辛いといった印象ですね。

食事の工夫や注意点

後は食事を抜くということは栄養バランスが不足するので、食事の工夫をしていました。

やはり1食抜くとなると、栄養バランスが少し偏るので食事内容には気を付けていましたね。

 

特に体の中でアミノ酸が不足すると

• 食欲が増えてしまったり
• 筋力が減り代謝が落ちる

ということがあるので、昼食と夕食の2回の食事ではタンパク質が多く摂れるように食事を工夫しました。

 

タンパク質量が多い

などは欠かさず摂るようにしたところ、過食することなく食事をコントロールできるようになりました。

 

ですが、たんぱく質の食事が中々摂れないときってありますよね。

そんなとき私はプロテインを利用していたので、補助的に利用することをオススメします。

 

断食後の食事に気を付けないとダイエットに失敗する可能性があると思うので、断食後に何を食べるかは重要なポイントになると個人的には感じています。

 

また、元々糖尿病などの生活習慣病などをお持ちの方はやらないほうがいいと思います。

血糖コントロールに問題が出る場合があり悪化する可能性もあるため避けたほうがいいですね。

 

それ以外にも、何か持病をお持ちの方は医師へ相談することをお勧めします。

16時間断食に失敗する人の特徴

ダイエットやアンチエイジング効果がある16時間断食ですが、失敗してしまう場合があると思います。

考えられるのは主に

ことですね。

私もそうでしたが、断食の反動で食事量が増えてしまうケースがあります。

 

安心感も関係していることもありそうですね。

16時間断食しているからといってその安心感から食べてしまうこともあるでしょう。

 

16時間断食した後の食事は、食事の縛りなどなく何でも食べて良いというルールですが、ここで食事の質が悪くカロリーオーバーになると、やはり痩せない場合があります。

 

例えば、

• 丼ものを大盛りで食べてしまう、ラーメンなどの糖質や脂質過多の食事
• お菓子をダラダラ食べる

など。

 

消費量より摂取量が多いと結局は太るので、食べ過ぎないように対策をしたほうがいいですね。

対策としては、先ほどお伝えした

こと。

タンパク質が多い食事をしていると、食欲を刺激するグレリンというホルモンの分泌も少なくなり食欲が抑えられるので、食事の質を工夫すると効果的ですよ。

 

肉類、魚類、卵類、大豆製品、乳製品などのタンパク質が多い食事を心がけて、不足分はプロテインで摂ると過剰な食欲を抑えられます。

まとめ

16時間断食の体験談について感想や注意点をまとめてみました。

16時間断食は割とシンプルな方法でできるダイエット法ですが、断食後の食事に気を付けないと痩せない場合があるので、食事の工夫が必要になると感じます。

 

ただ、予想以上に（お菓子を食べていたにも関わらず）痩せたのでちょっと驚きのダイエットでした。

ダイエット以外に肌の質が良くなった等の嬉しい効果もあったので、このダイエットは長く続けてみようと思っています。

 

16時間断食ダイエットはまだ未知なところもあると思うので、また分かったことがあれば記事にしていきたいと思います。